三沢市先人記念館

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特別企画展

ひろさわレター展

現代生活において電話やメールで仕事の相談や知人の近況などをやり取りするように、明治時代においては手紙を頻繁にやり取りしていました。当館にも廣澤家に残された手紙が多く残っており、その内容も多岐にわたります。本企画展ではそんな多くの手紙の中から、主に安任・弁二の手紙から牧場に関係するものだけではなくそれ以外の様々な交友関係や家族間でのやり取りについて展示、解説します。

開催概要

■展示内容
(1)知人との手紙
安任については牧畜に関する相談事や自身の執筆活動に関わるもの、弁二については学友や官僚時代に交流を持ったであろう人物との手紙を展示、紹介します。

(2)廣澤家の手紙
安任が東京に進出し、弁二が谷地頭の牧場管理を任せたあと安任は頻繁に手紙をやり取りしている。その他にも、弁二の兄・安宅やそれぞれの妻との手紙など、家族間で交わされた手紙を展示、紹介します。

【期間】令和元年11月8日(金)‐令和2年4月12日(日)
※ただし毎週月曜日は休館(月曜祝日の場合はその翌日)年末年始(12月29日(日)‐1月3日(金))は休館
【開館時間】 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
【休館日】 毎週月曜日(月曜祝日の場合はその翌日
【料金】 高校生以上/110円、小・中学生/60円、幼児以下/無料
※毎週土曜日は小・中学生無料
【場所】 先人記念館 企画展示室
【主催】 一般社団法人三沢市観光協会
【お問合せ】 三沢市先人記念館
TEL:0176-59-3009 / FAX:0176-59-3045
Eメール 
enjin@misawasi.com

先人記念館企画展スケジュール

【平成31年度】
●「アグリカルチャー in Misawa ‐三沢の農業‐」
【期間】 4月25日(木)‐7月7日(日)
●「移封人1年9ヶ月の旅‐斗南藩‐」
【期間】 7月11日(木)‐11月4日(月)
●「収蔵資料展 ひろさわレター展」
【期間】 11月8日(金)‐翌4月12日(日)

先人記念館とは

先人記念館について

三沢市先人記念館は古くから南部藩最大の馬の放牧場「木崎の牧」としてしられた地であり、1872年(明治5年)に日本初民間様式牧場を開設した元会津藩士・旧斗南藩少参事であった廣澤安任をはじめ、地域の発展に尽くした人々を顕彰することを目的として建設された館です。

廣澤安任とはこんな人物

幕末から明治にかけて、時代の波を駆け抜けた一人の武士がいました。その名は「廣澤安任」。当館は幕末の会津・斗南藩士である「廣澤安任」にスポットを当てています。廣澤安任とはどのような人物だったのでしょう。

廣澤安任は会津藩の藩校、日新館の出身であり、さらに江戸の昌平黌に学ぶなど優秀な人材であったと言われています。

尊皇攘夷に揺れる幕末の時代、安任は藩主・松平容保が京都守護職に任命されると上京し公用人として他藩の藩士や朝廷の公家と交流しました。
明治維新後、安任は三沢市谷地頭の地に、英国人ルセーとマキノン、八戸藩大参事太田広城と共に『開牧社』を立ち上げます。それは広大な日本初の民間洋式牧場でした。

野にあって国家に尽くす

安任は信頼もあり、時の人物、大久保利通や松方正義といった著名人から国の役人に就くことを勧められたもありました。

しかし、あくまでも安任は「野にあって国家に尽くす」と在野の身を貫き、牧畜に生涯を捧げたのです。

それは、廃藩置県で失業に陥った武士の雇用救済のためでもあったとも言われています。
そして牧畜業に留まらず、安任は数々の画期的な試みを行います。

・洋種の馬との掛け合わせにより優秀な馬を生産
・野草を牧草に品種改良
・下北半島運河開発(計画のみ)
・東京での乳製品の製造・販売  など……

常設展示室では、その様子をいつでも感じ取ることができます。 時は流れ、私たちの生活もいつか、伝えられるときがくるでしょう。時代を駆け抜けた「廣澤安任」の生き様を是非ご覧下さい。

ご利用案内

ご利用案内

三沢市先人記念館
【開館時間】
4月~10月まで
11月~3月まで9:00~17:00
(入場は30分前まで)
9:00~16:00
(入場は30分前まで)
館内イメージ
【入場料】 一般/110円
小・中学生/60円
※毎週土曜日は小・中学生無料
【休館日】
毎週月曜日(月曜日が祝日の際は祝日明けの日)
年末年始(12月29日~1月3日まで)
【住所】
〒033-0164 青森県三沢市谷地頭4丁目298-652
【TEL】
0176-59-3009
【FAX】
0176-59-3045

資料室

廣澤安任は明治5年(1872)に開牧社を開設してから5年間の牧場運営の記録を『開牧五年記事』としてまとめ、明治12年(1879)に出版しました。
「開牧五年紀事より」は普段『広報みさわ』に連載していますが1年間分をこの資料室ページに掲載し、安任がどのような形で牧場経営を行っていったのか、その一端をご紹介します。

■目次

「開牧五年紀事」より

安任が畑の耕耘(こううん)をしている間、マキノンは堆肥の作成に取り掛かっていた。安任はその製法を次のように紹介している。

この間マキノンは堆糞を作れり。その法牛馬に基き草根の土を帯びて腐敗せしものその他廃棄物と同じく焼きたる灰又人糞或いは糞汁に染たる土などを取り交ぜ層々混和しその上に土を覆う。

(開牧五年紀事 文中より引用)

安任は堆肥の重要性を認識しており、この時マキノンから教わっただけではなく、のちにその堆肥の製法について記された『耕作必要』を手に入れており、より良い堆肥の製法を模索していたのではないだろうか。

高さ四尺許(ばかり)、幅五、六間以て明年の用とす。

(開牧五年紀事 文中より引用)

積み重ねた堆肥の素は次の年に用いるために置かれたようである。 しかし、安任はこの堆肥を作る費用も懸念していた。堆肥を作ってもそれを用いた畑で良い収穫ができなければ実入りがないためである。この時点では安任たちは畑の実入りを想像することはできなかっただろう。

ひろさわレター展

現代生活において電話やメールで仕事の相談や知人の近況などをやり取りするように、明治時代においては手紙を頻繁にやり取りしていました。当館にも廣澤家に残された手紙が多く残っており、その内容も多岐にわたります。本企画展ではそんな多くの手紙の中から、主に安任・弁二の手紙から牧場に関係するものだけではなくそれ以外の様々な交友関係や家族間でのやり取りについて展示、解説します。


開催概要

■展示内容
(1)知人との手紙
安任については牧畜に関する相談事や自身の執筆活動に関わるもの、弁二については学友や官僚時代に交流を持ったであろう人物との手紙を展示、紹介します。

(2)廣澤家の手紙
安任が東京に進出し、弁二が谷地頭の牧場管理を任せたあと安任は頻繁に手紙をやり取りしている。その他にも、弁二の兄・安宅やそれぞれの妻との手紙など、家族間で交わされた手紙を展示、紹介します。

【期間】 令和元年11月8日(金)‐令和2年4月12日(日)
※ただし毎週月曜日は休館(月曜祝日の場合はその翌日)年末年始(12月29日(日)‐1月3日(金))は休館
【開館時間】 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
【休館日】 毎週月曜日(月曜祝日の場合はその翌日)
【料金】 高校生以上/110円、小・中学生/60円、幼児以下/無料
※毎週土曜日は小・中学生無料
【場所】 先人記念館 企画展示室
【主催】 一般社団法人三沢市観光協会
【お問合せ】 三沢市先人記念館
TEL:0176-59-3009 / FAX:0176-59-3045
Eメール senjin@misawasi.com

先人記念館企画展スケジュール

【平成31年度】

●「アグリカルチャー in Misawa ‐三沢の農業‐」   
【期間】 4月25日(木)‐7月7日(日)
●「移封人1年9ヶ月の旅‐斗南藩‐」   
【期間】 7月11日(木)‐11月4日(月)
●「収蔵資料展 ひろさわレター展」   
【期間】 11月8日(金)‐翌4月12日(日)

先人記念館について

廣澤安任

三沢市先人記念館は古くから南部藩最大の馬の放牧場「木崎の牧」としてしられた地であり、1872年(明治5年)に日本初民間様式牧場を開設した元会津藩士・旧斗南藩少参事であった廣澤安任をはじめ、地域の発展に尽くした人々を顕彰することを目的として建設された館です。


廣澤安任とはこんな人物

幕末から明治にかけて、時代の波を駆け抜けた一人の武士がいました。その名は「廣澤安任」。当館は幕末の会津・斗南藩士である「廣澤安任」にスポットを当てています。廣澤安任とはどのような人物だったのでしょう。

廣澤安任は会津藩の藩校、日新館の出身であり、さらに江戸の昌平黌に学ぶなど優秀な人材であったと言われています。

尊皇攘夷に揺れる幕末の時代、安任は藩主・松平容保が京都守護職に任命されると上京し公用人として他藩の藩士や朝廷の公家と交流しました。
明治維新後、安任は三沢市谷地頭の地に、英国人ルセーとマキノン、八戸藩大参事太田広城と共に『開牧社』を立ち上げます。それは広大な日本初の民間洋式牧場でした。

野にあって国家に尽くす

安任は信頼もあり、時の人物、大久保利通や松方正義といった著名人から国の役人に就くことを勧められたもありました。

しかし、あくまでも安任は「野にあって国家に尽くす」と在野の身を貫き、牧畜に生涯を捧げたのです。

それは、廃藩置県で失業に陥った武士の雇用救済のためでもあったとも言われています。
そして牧畜業に留まらず、安任は数々の画期的な試みを行います。

・洋種の馬との掛け合わせにより優秀な馬を生産
・野草を牧草に品種改良
・下北半島運河開発(計画のみ)
・東京での乳製品の製造・販売  など……

常設展示室では、その様子をいつでも感じ取ることができます。 時は流れ、私たちの生活もいつか、伝えられるときがくるでしょう。時代を駆け抜けた「廣澤安任」の生き様を是非ご覧下さい。

廣澤安任と展示

ご利用案内

三沢市先人記念館

【開館時間】 4月~10月まで
11月~3月まで
9:00~17:00(入場は30分前まで)
9:00~16:00(入場は30分前まで)
館内イメージ
【入場料】 一般/110円
小・中学生/60円 ※毎週土曜日は小・中学生無料
【休館日】 毎週月曜日(月曜日が祝日の際は祝日明けの日)
年末年始(12月29日~1月3日まで)
【住所】 〒033-0164 青森県三沢市谷地頭4丁目298-652
【TEL】 0176-59-3009
【FAX】 0176-59-3045

廣澤安任は明治5年(1872)に開牧社を開設してから5年間の牧場運営の記録を『開牧五年記事』としてまとめ、明治12年(1879)に出版しました。
「開牧五年紀事より」は普段『広報みさわ』に連載していますが1年間分をこの資料室ページに掲載し、安任がどのような形で牧場経営を行っていったのか、その一端をご紹介します。

■目次

「開牧五年紀事」より

【堆肥(たいひ)作り】

安任が畑の耕耘(こううん)をしている間、マキノンは堆肥の作成に取り掛かっていた。安任はその製法を次のように紹介している。

この間マキノンは堆糞を作れり。その法牛馬に基き草根の土を帯びて腐敗せしものその他廃棄物と同じく焼きたる灰又人糞或いは糞汁に染たる土などを取り交ぜ層々混和しその上に土を覆う。
(開牧五年紀事 文中より引用)

安任は堆肥の重要性を認識しており、この時マキノンから教わっただけではなく、のちにその堆肥の製法について記された『耕作必要』を手に入れており、より良い堆肥の製法を模索していたのではないだろうか。

高さ四尺許(ばかり)、幅五、六間以て明年の用とす。
(開牧五年紀事 文中より引用)

積み重ねた堆肥の素は次の年に用いるために置かれたようである。 しかし、安任はこの堆肥を作る費用も懸念していた。堆肥を作ってもそれを用いた畑で良い収穫ができなければ実入りがないためである。この時点では安任たちは畑の実入りを想像することはできなかっただろう。