三沢の冬の味覚

北寄貝-ほっき貝-

三沢産のほっき貝とは

冬の貝の王様、「ほっき貝」。正式名称は「ウバガイ(姥貝)」と言い、寿命は30年以上と長生きです。三沢産のほっき貝とは、八戸から三沢にかけて南北に弓なりにのびる北浜海域で獲れるほっき貝のことを言います。
北浜海域の4漁協(八戸みなと、市川、百石町、三沢市)で組織する「北浜ほっき貝資源対策協議会」は漁期や操縦時間、1日あたりの水揚量、稚貝放流などを取り決めることで、ほっき貝の資源保護対策を行っています。
以前は「マンガン」と呼ばれる鉄製の道具で掘り起こすため稚貝を傷つけたり壊れた貝が多くありましたが、今は「噴流式マンガン」というポンプのような機械を使って海水を噴射し海底の砂の中に生息するほっき貝を採るため、貝を傷めず稚貝の成長も損ないません。

漁師さんに聞きました

「三沢産ほっき貝」美味しさのヒミツ

なぜ冬だけの味覚なの?

ほっきを食べよう

知れば簡単!ほっき貝のさばき方

冬の味覚を家庭でも☆家族が喜ぶほっきレシピ!

意外に知らないほっき事情

Q1.ほっき貝の漁法とは?

A1.噴流式マンガンという機会を使って水圧で砂をとばして袋に集めます。水圧で掘るため貝が傷つかず、巻き上げられた砂が程よく耕され、海底がやわらかくなり、砂に潜る性質のあるほっき貝には快適な環境が作られます。集める網の穴を大きくしているため小さいサイズの貝は海に戻されます。

Q2.ほっき貝の年間漁獲量は?

A2.漁獲期間中の4ヶ月で三沢漁港に水揚げされるほっき貝は約375トン! 三沢漁業者は2013年度は46名。ただし全員が一隻ずつ船を出すと漁港が混みあうのでその中で二人一組になって船を出し合い、一度に一人100キロ、二人で200キロ漁獲します。
朝6時に出航し8時~11時の間に入港、12時半に市場、入札を経て各スーパーなどへ出荷されます。時間はあっても100キロを採った時点で港に戻らなくてはならない決まりです。

Q3.ほっき貝の成長スピードは?

A3.ほっき貝は1年に1cm成長します。
青森県では7cm以下のものは漁獲しないようにとの基準がありますが、三沢漁協では8cm以下のものを海に戻すようにしています。
つまり流通する三沢産ほっき貝は9年~10年ものなのです。

Q4.ほっき貝の出荷先はどこ?

A4.三沢産のほっき貝が流通してるのは関東まで。関西から南の地方はほとんどほっき貝を食べる習慣がないそうです。出荷量は、青森県外に8割出荷されます。

Q5.ほっき貝の保存方法は?

A5.三沢産ほっき貝は漁獲時期が冬のため5度くらいの温度を保てば水につけておかなくても一週間は新鮮なまま。
県外に出荷される時は発砲スチロールに海水を入れて貝を運びますが、自宅で保存する時は、気温5度くらいの寒い場所に置いておきます。むしろ水を張ってしまうと貝が砂を吐き出してしまいあまり良くないそうです。

三沢の冬の味覚「北寄貝(ほっき貝)」

三沢産のほっき貝とは

冬の貝の王様、「ほっき貝」。正式名称は「ウバガイ(姥貝)」と言い、寿命は30年以上と長生きです。三沢産のほっき貝とは、八戸から三沢にかけて南北に弓なりにのびる北浜海域で獲れるほっき貝のことを言います。
北浜海域の4漁協(八戸みなと、市川、百石町、三沢市)で組織する「北浜ほっき貝資源対策協議会」は漁期や操縦時間、1日あたりの水揚量、稚貝放流などを取り決めることで、ほっき貝の資源保護対策を行っています。
以前は「マンガン」と呼ばれる鉄製の道具で掘り起こすため稚貝を傷つけたり壊れた貝が多くありましたが、今は「噴流式マンガン」というポンプのような機械を使って海水を噴射し海底の砂の中に生息するほっき貝を採るため、貝を傷めず稚貝の成長も損ないません。

漁師さんに聞きました

  • 「三沢産ほっき貝」美味しさのヒミツ
  • なぜ冬だけの味覚なの?

ほっきを食べよう

知れば簡単!ほっき貝のさばき方

鮨大竹 大将 佐藤秀雄さん:コツをつかめば簡単!鮮度の良いほっき貝を自分でさばければ、味わいもまた別格です。

冬の味覚を家庭でも☆家族が喜ぶほっきレシピ!

お食事処 ふく田 若女将 長堀ももさん:ほっき貝を美味しくお料理するためのコツやポイントも紹介するよ!


ほっき丼が食べられるお店

三沢市の約20店舗のお店で、12月~3月までの期間限定で「ほっき丼」を提供しています。いろいろな種類のほっき丼を味わうことができます。

ほっき丼が食べられるお店一覧


意外に知らないほっき事情

  • ホッキーナ:もうほっき貝は食べたかな?
  • ほきのすけ:おすすめのほっき料理はやっぱ“生”!

答え